迷惑メール(Spam Mail)対策ツール導入のお知らせ 関連情報 : IT推進支援サービス

2006年1月10日
潟fィーアイ 鏡沼和友

 電子メール(Mail)での連絡方法が普及し、こちらが求めても居ないのに勝手に送り付けられて来るその多くは英文の不快な迷惑メール(Spam Mail)が舞い込む様になりました。
そこで皆様がお使いのPCにこれら迷惑メール(Spam Mail)が到着する前に、Serverの段階で削除処理をする「迷惑メール(Spam Mail)対策ツール」を試験的に導入し効果を検討して参りました。如何なる対策を取っても「完全」はありませんが、その後も対策を強化させ、現在も稼働させております。下記に当対策ツールの機能と技術解説をご報告致します。

1.迷惑メール(Spam Mail)対策ツールの導入とご利用になれる方々
  1) 導入時期:2005年6月3日早朝より。
  2) 和僑ServerにMail Serverを設定しMail送受信にご利用頂いているユーザ様。
  3) 税理士法人 平川会計パートナーズの所員の方々並びに潟Tテライト・コンサルティング・パートナーズのメンバーの方々がご使用頂いているMailは、和僑Serverを経由して着信する様に経路を変更致しました。従いまして「迷惑メール(Spam Mail)対策ツール」による効力を発揮します。


2.「迷惑メール(Spam Mail)対策ツール」の技術解説
  1) 迷惑メール対策ツールは、迷惑メールの判定方法により2種類に分けられます。
  @ 一つはブラックリスト(Black List)を作成し迷惑メールを発信しているサイトをリストアップし、そこから発信されるMailの着信を拒否する方法です。
A もう一つは発信ホストのDNS(Domain Mail Service)情報やメール自体のサブジェクトやヘッダー情報を解析して迷惑メールを類推する方法です。
  2) ブラックリスト(Black List)型は防止効果では確実です。しかし次々と新しいアドレスに移る迷惑メール発信者に対して、リストの更新が後手に回る感は否めません。
3) これに対して類推型はリストに頼らないので後手に回る心配はありません。しかし迷惑メールの判定が確実とは言えず、正当な送信者からのMailの何割かは迷惑メール(Spam Mail)に判定され、弾かれ排除されてしまう恐れがあります。
4) PCのMail送受信ソフト(Mailer)や大手プロバイダのアメリカオンライン(Aol)が採用している方式の様に、迷惑メール(Spam Mail)として除外したMail一覧に、ユーザが簡便にアクセスし個別に確認する手段がある場合は類推型での対応が便利です。
5) しかし通常のメールサーバでは、除外されたメールをユーザが個別に内容確認をするのは、手間暇と操作性を鑑み導入は難しいと判断しました。
6) 以上を考慮し、私共が構築しているServerではブラックリスト(Black List)型の迷惑メール対策ツールを導入致しました。
7) 今回導入致しました迷惑メール(Spam Mail)対策ツールは、「MAPS RBL」と「ORDB」の2つの公開されているブラックリスト(Black List)を参照しています。
8) MAPS RBL : Mail Abuse Protection System Real time Black hole List
@ MAPS社が提供するSPAMメール(迷惑Mail)を送信しているサーバのListです。
A 迷惑メール(SPAM Mail)送信者が所持しているサーバの他、認証なしで第三者の送信を許可している「踏み台Server」がリストアップされています。
B 受信側Mail Serverの管理者はRBLの参照設定を使用すれば、RBLにリストアップされたサーバからのメール(SPAMの可能性が高いail)を簡単に拒否出来ます。
C ListはDNS(Domain Mail Service)の形で提供されます。rbl.maps.vix.comのサブドメインにIPアドレス空間が用意されており、SPAM送信サーバのアドレスが登録されています。迷惑メールを送信して来たサーバのアドレスをここに参照して、発見した場合には受信を拒否します。
D RBL は MAPS 社が提供するDNS(Domain Mail Service)を用いた迷惑メール (spam) 受信拒絶の為のサービスで、MAPS RBLはPCウィルス対策ソフトで有名なTRENDMICRO社に引き継がれています。http://www.mail-abuse.com/
E リレーショナル・データベー(RDB : Relational Data Baseの略)や米国のオラクル(Oracle)社がOracle8で実装したオブジェクト指向のRDBリレーショナル・データベース技術です。http://ordb.org/をご参照下さい。
F 尚、Black Listにはガードが甘いために踏み台にされているサイトも含まれますので、管理者が気づかないうちにBlack Listに載せられているServerもあり得ます。


3.「迷惑メール(Spam Mail)対策ツール」の強化
  1) Mail送信元のサーバ(Server)のインターネットアドレスに於いてDNS(Domain Mail Service)の逆引きを設定していないサーバからのMailは受け取りません。
2) インターネットに於いてはDNS(Domain Mail Service)というサーバで、ホスト名とアドレスの(名前と住所のような物)紐(ひも)付けをしています。
3) このサービスに対し通常はホスト名をキーにしてアドレスを検索しています。これに対してアドレスをキーにしてホスト名を検索する事を逆引きと呼びます。
4) 皆様にご使用頂いているMail Serverでは、Mail送信元のServer Addressを基にHost名を逆引きし、Host名の検索が出来ない不審なMailは受け取らない設定にしました。これによりかなりの割合で迷惑メールを減らす結果を得ました。
5) 万一スパムメール対策に依ると思われる理由でMailを受け取れない事態がありましたら弊社宛或いはhttp://www.d-eye.net/contact.html宛にご連絡をお願いします。White List(Black Listの逆)に先方のサーバを加え受信を可能にします。
  6) 大手プロバイダ宛には、多くの会員に目掛けて悪質な業者による多数の迷惑メール(Spam Mail)が発信されます。大手プロバイダのメールアドレスをご利用になっていると、どうしても迷惑メールに悩まされがちになります。
  @ そこで大手プロバイダを接続プロバイダとした上で、大手プロバイダのメールアドレスをメインにご使用になるのでは無く、皆様独自のオリジナルメールアドレスをご利用になる様にお勧め致します。
A オリジナルメールアドレスは御社が独自に取得したURLを基にメールアドレスを作成します。何万人もが使っている大手プロバイダのURLとは異なり、この世に一つしかないURLを基に作成するメールアドレスなので、お使いになる当初は迷惑メール(Spam Mail)による攻撃は先ずありません。もっとも長くご利用になるに従い、迷惑メール(Spam Mail)が紛れ込む場合もあります。その際には、御社独自のURLなので、別途メールアドレスを作成して変更する等の対処が可能です。
B オリジナルメールアドレスの作成とご利用に関するお問い合わせがありましたら、弊社或いは下記宛にご連絡をお願いします。
http://www.d-eye.net/contact.html


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