-
1.相続税・贈与税の申告業務
(1)相続税の申告
相続が発生した場合、申告期限である10か月の間に、相続人や相続財産の確定、財産の評価、納税額の算出、遺産分割の確定等を行う必要があります。
多くの相続人は、一生に一度または二度しか経験しない相続の手続きを行うわけですが、当社では、豊富な経験と最新の知識を持つスペシャリストが相続の手続きのサポートや遺産分割プランの策定と相続税申告の代理を致します。
(2)贈与税の申告
相続対策として贈与を活用することで生前に財産を推定相続人に直接渡すことにより、将来の遺産分割争いの回避や相続税の納税資金を貯えさせる効果があります。
当社では毎年お客様と贈与プランの確認を行い、税制改正の影響などによる贈与プランの見直しをご提案するとともに、贈与税の申告代理やサポートを行っています。
-
2. 相続・財産承継プランニング業務
(1)財産評価業務
相続税等のタックスプランニングに必要な不動産、自社株式などの相続財産の評価額を算定します。
(2)相続税タックスプランニング
当社では資産管理会社の設立や財産の早期移転などのタックスプランニングをご提案させて頂き、スムーズな財産承継をサポート致します。
また、オーナー型企業の株式については経営承継円滑化法の活用もご提案させて頂いております。(3)納税プランニング
相続税の納税は、相続開始から10か月以内に現金で行うことが原則となっています。相続の発生時期はコントロールできませんので相続税という潜在的な債務を負っていることになります。
納税資金は、必ずしも財産の中に現金を用意する必要はありません。相続が発生した後に、短期間で資産を売却できるように、売却可能な資産を準備したり、同族会社から死亡退職金を支給できるようにするなど、現金を生み出す仕組みを作ったり、相続人に直接、生命保険金等が入るような保険契約をしておくこと等の手段を取ることも有効です。
また、相続税を一度に現金で納付できないことが想定される場合には相続財産で納める物納や分割払いをする延納を利用することになります。当社では相続財産の種類や構成により最適な納税プランニングをご提案させて頂きます。
納税資金の準備をしておくことは、財産を次世代以降に確実に承継させていくために、最低限必要なプランですので、確実な方法で納税が出来るように手当をすることをお勧めしております。